最近 はまったもの ~天地明察~ ?

技術部Tです。通勤のさなか暇つぶしに読んだ本に影響されました。

「天地明察」 作者冲方丁
・アバウトあらすじ・ 江戸時代初期、 幕府のお付き囲碁士だった
主人公渋川春海(安井算哲)、元々算術、天文等にすぐれていた人らしい。
平安時代から800年以上使われていて、狂いが生じてきていた暦を幕府の中核者、
水戸の光圀等に協力を得て改革していく話です。 ・ かなりアバウトです!
映画でも岡田准一主役で上映済みですからご存知の方も多いと思いますが、
用は主役は ”暦の話なのです”カレンダーなのです。

なかでも暦を決める暦法がかなり重要のようで、太陽の動きからみるもの、
月の満ち欠けからみるものなどあるようです。

太陰太陽暦という暦法は月の満ち欠け周期を参考にする暦法ですが、
物語りの主人公が活躍し始めるころにも採用しています。
このくらいのレベルの話だと、義務教育の小学校高学年位には
全て教わっている内容みたいですが、個人的に興味を持てないものだったこともあって、
ゼロから脳に入ってきた感じがありました。

ただ、江戸時代まさに計算機、スーパーコンピュータ、
天体望遠鏡など揃ってない中で、周りにある太陽、月の動き、風、天体の動きなどを
克明に調べて暦を作り出していたのには驚かされます。
当時の人は、天文方に限らずみんな、夜には月明かりに感謝し、
太陽の明かりを最大限生かせるよう早起きをし、動いたわけですよね。
人間が自然現象の中で生かされていたんですね。

ちなみに本の中で平安時代からの暦を維持していたのは、朝廷だったそうで、
明らかな狂いが出てきて幕府側から手直しを申告しようするも
従来のものをいじることを「不吉」としょうして受け入れてくれない場面もあります。

普段から月の満ち欠けや、天文ニュース的なものに全く興味が無かった自分ですが、
この本を読んで人が生きていくうえで欠かせない暦、月、太陽、
惑星とのつながりなどに関心が強くなりました。
みなさんもたまにはお月様の表情がどんなものか会社帰りにでも、
日替わりで見てみてください。いろんな表情が伺えますよ!(もちろん月の形で今日が幾日かわかりますね。)

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