久しぶりの写真美術館

こんにちは。技術部Kです。

先日、久しぶりに恵比寿にある東京都写真美術館に行ってきました。

今回見てきたのは「ユージン・スミス展」です。

ご存知の方も多々いらっしゃるかと思いますが、
ドキュメンタリー・報道の分野ではとても有名な方です。

また、シュバイツアー博士の密着、日立の工場、水俣の公害、かつて
ファミリー・オブ・マン展で最後を飾った作品「楽園への歩み(道)」など
たくさんありますが、ドキュメンタリー・報道の写真家の中でも
プリントの美しさではナンバー1ではないでしょうか?

まるでフィルム現像をする際に十何本もの現像タンクの温度を変化させながら
きっちり現像していたという彼の緻密さが現れているようです。

(すべてヴィンテージのオリジナルプリントではなく、
近年、他者によるモダンプリントもあるかもしれませんが・・・)

なかでも私が高校生のころに印刷物で見て以来、
ずっと、実際のプリントを見たいと思っていた
「楽園への歩み(道)」を見ることができたので、とても嬉しかったです。

改めて、写真展や美術展など
文化的なものを積極的に取り入れなくては!とつくづく感じました。

ただ、久しぶりの写真美術館でしたが、かつての様子に比べ
何だかちょっと高級なサロン的というか微妙な違和感もありました。

昔、まだ写真美術館ができる前に細江英公さんが熱く語っていたことに強く共感し
設立の署名をしたころのような雰囲気が感じられませんでした。

しかしながら、博物館、美術館運営などは採算をとるのに大変で
写真美術館も例外ではないという記事も読んだことがあるように思いますので、

バランスよく運営されて、
これからも良い作品を見せていただけたら嬉しいです。

みなさんも、是非、恵比寿に行かれた際には足を運んでみたらいか
がでしょうか?

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