銀塩フィルムとフィルムカメラの話

こんにちは、技術部のNです。
今回は前回に引き続き銀塩写真の話。
前回は印画紙の話でしたけど今回はフィルムとフィルムカメラの話。

最近はフィルムカメラの良さがリバイバルして、
なぜか女性を中心に流行っている様で曰くフィルムカメラで撮ると味がある写真になるとか、
フィルム時代のカメラの方が付き合いの長い私はひねたおじさんの感性から
デジタルの方が便利だと思ったりするのですが。

うら若き女性が首からローライフレックスを下げていたりするのはなんとも妙、
時代は回るのでしょうか。

さて今回はそのローライ製のiso400のフィルムを使用して、撮影して来ました。
場所は吉祥寺にある井の頭公園、3時頃から撮影初め終わった頃は6時になってました。

カメラはライカのM4、レンズはズミクロン35㍉、古い機材ですがまだまだ現役、
400の感度は200にしてやや濃度が乗るようにしっかりした原稿を心がけました。
本来はこのネガから引き延ばしてプリントにしますが今回はそのままスキャンしてデータを加工しています。

フィルムの良さはズバリ粒子。
これだけはデジタルにはまねできません、デジタルで自然な粒子を作るのは難しい、
やってみると判りますが粒子が不自然になってしまい、なかなか奇麗に出来ませんよ。

あとはラチチュードが広い、デジタルのような白飛びではなく、焼き込めば少し出て来ます。(汗)


今回はネガからのスキャンデータなので
フィルムの良さはやや説明不足になるかもしれませんが
昭和感溢れる2018年の井の頭公園の風景、見てね。

次回はタンクでフィルムを現像します、お楽しみに。(だいぶ先になります)

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